反骨と異端

アウトローは文化だ

弘道会VS山健組に思うことあれこれ

news.yahoo.co.jp

本来なら弘道会VS山健組という名古屋限定のローカルな兄弟げんかだったのに、オールジャパンに広がってしまって組全体を揺るがす分裂騒動になって現在にいたる。

最初から①山口組、②弘道会、③山健組という3極に分裂していればよかった。

弘道会VS山健組という因縁の対決にこだわる向きはこだわればいいし、名古屋-神戸限定で抗争して、ネット部隊も隔離スレにて気が済むまで書き込む。

こだわらない向きは①に残って「俺らが考えるさいきょうの山口組」を目指して頑張ればよかった。

弘道会が組織の権力中枢に食い込みすぎていて、山口組(全体)の問題と弘道会(部分)の問題を区別できなかったのが元凶か。

仮にこの先再統合しても、弘道会VS山健組という対立構図は残りそう。たんなる後継者争いという次元を超えて、このふたつの組織は個性が違い過ぎて、相互にコミュニケーション不能になってるように見える。「弘道会方式」なる5文字にどこか絶望的なニュアンスがあるのはそのためらしい。

弘道会が先駆的過ぎるのかもしれないし、山健組が三代目時代からの記憶にこだわり過ぎるのかもしれない。

ヤクザのことをテーマにしてはいけないという法律はないんですよ

先月、38年続いた暴力団雑誌『月刊実話ドキュメント』が、現在発売中の5月号で休刊することを突然発表した。

同誌は暴力団組員の最新情報や刺青などを紹介する人気雑誌で、雑誌不況の時代にありながら年間50万部以上と、売上は比較的好調な中での休刊。一部ではメインバンクから「発行をやめないと今後の融資はしない」という圧力が出版社に対してあったという噂も流れている。別会社で実際に雑誌を作っている編集会社に休刊理由を確認したところ、「銀行からの圧力ではない」との返事があった。

その中の1冊の暴力団雑誌に連載していた作家の宮崎学氏は、「ヤクザのことをテーマにしてはいけないという法律はないんですよ。ところがヘアヌードに関してはわいせつの法律があるわけですよ。法律のある方は緩くて法律のない方が厳しいというのはどこかでさじ加減が行われているということでしょ?」と振り返る。

 言論の自由表現の自由はどこへ行ったのかという気がします。自民党政権下の排暴はたんなる“少数派叩き”になっている感。大本営発表みたいなマスコミばかりになってきている点に危惧。

ところで「愛の伝道師」山之内先生が講演されるそうです。 

 

山之内幸夫氏(70)が解説する講演会が8日、大阪市内で開かれる。

 タイトルは「ヤクザと刑事弁護」。日本の刑事司法の問題点を考える連続セミナーの一環として企画された。日本で導入された場合に考えられる使われ方や犯罪の計画段階で摘発する危うさなどを分析。山口組の分裂問題にも触れる。

 講演会は8日午後1時半から大阪市中央区大手前1の3の49、大阪府男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)

 

店の用心棒をする報酬として経営者から現金を受け取る約束をしたとして、暴力団幹部の男が防止命令を受けました。

警視庁によりますと、女は別の暴力団の男からみかじめ料を要求されていて、周囲の人に相談したところ、男を紹介されたということです。女はその後、男に用心棒を依頼して報酬として28万円を支払っていました。警視庁は、女にみかじめ料を要求した男と暴力団幹部を紹介した人物が共謀していた可能性もあるとみて調べています。

  弁護士の集団も下流化が著しいから、そのうち“武富士”の時と同じで、集団訴訟をけしかけるような動きになってくるんじゃないかと危惧しています。血に飢えたハエアナみたいなのは、アウトローではなくて法律家の方です。

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"ヤクザと決別" 元組員と「猫組長」が明かす、その後の過酷な現実

abematimes.com

2年前に暴力団から"足抜け"したという、元山口組系組長の猫組長は「僕は"辞めます"と言って辞めた。それで辞められる人は辞められる。その人の立ち位置や、組織にもよるのではないか」と話す。「一概には言えないが、まず借金があってはダメ。あと人数が少ないところなど、辞められたら困る組織は辞めにくい。人間関係が複雑で、例えば組長の娘さんと一緒になってるだとか身内がいると、非常に難しくなる」。 

えらい綺麗に辞められましたね。

 

 

【本日の気になるつぶやき】

 

 

 

六代目山口組の内部崩壊を招いた“新たなる不満”…理解不能な人事と高齢化で組員激減

Business Journalに藤原 良氏の記事が出ていました。

短期間で大出世したある直系団体に属している三次団体では、大出世した組織の体裁を整えるために「長年落ち着いていた序列をあえて崩した」こともあった。一人ひとりの盃の重さを無視して新幹部を誕生させたり、人望あるベテランをないがしろにしたのだ。確かに、組織力強化とか新陳代謝という言葉を使えばそうなのかもしれないが、功労者までもないがしろにするのはいかがなものだろうか。序列を入れ替えて、組員一人ひとりに緊張感を持たせ、競争力を高めようという狙いもあるのかもしれないが、そもそも暴力団営利企業のような組織論や競争論は必要ない。

 いや、任侠団体にも組織論や競争論は要るでしょ普通に。三代目とか組織まとめるのうまかったじゃん。マネジメントスキル高くないとやっていられないですよ。

 

そいえば、山之内先生クローズアップ

山ノ内幸夫・元山口組顧問弁護士。一貫してヤグザの側で弁護を続けた山之内は異端視され、弁護士資格を奪われることになった。なぜ自らの人生を棒に振ってまで、ヤクザの弁護を続けたのか。山之内の行動を理解するキーワード、それは「愛」だった。

 

うん、愛は最強やな(笑)。

 

 

 

 

 

 

警察VS暴力団描く『孤狼の血』白石和彌監督 役所広司&松坂桃李が刑事役 

www.cinra.net

www.hochi.co.jp

昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島県呉市を舞台に、警察内部の対立と暴力団同士の抗争との交錯を描いた作品。同じく呉市を舞台とした傑作「仁義なき戦い」の世界観と警察小説の魅力を融合させたとして文壇で絶賛を浴びた柚月裕子氏の原作小説を「仁義―」を生んだ東映が映画化する。

 昭和63年ごろの広島県呉市…って普通に無風地帯じゃなかったかという気がしないでもありませんが、地方都市なら広島よりも福岡のほうが“ヤクザと抗争”っていうイメージが強いんですが、そういう実態はともかく映画化されるようです。

 

神戸山口組の監視強化=県警が特別警戒所—兵庫・淡路

news.biglobe.ne.jp

www.jiji.com

兵庫県警は3日、指定暴力団神戸山口組の監視を強化するため、同県淡路市の同組本部近くに「特別警戒所」を設置した。特別警戒所の開設は山口組総本部(神戸市灘区)に続き県内2カ所目。

特別警戒所は淡路市の市有地に建設。県警淡路署員や本部捜査員らが神戸山口組の動向を監視、警戒し、地域住民の安全・安心の確保に当たる。3日の開所式には太田誠県警本部長ら約50人が出席。太田本部長が「活動拠点がある限り、警戒を弱めるわけにはいかない。警戒をさらに強化し、対立抗争を未然に防ぐため設置した」とあいさつ。出席者全員が「暴力団に負けないぞ」などと声を上げ、暴力団の追放を誓った。(2017/04/03-15:30)

 出席者全員が「暴力団に負けないぞ」とシュプレヒコールした…ってマジですかw恥ずかしいな神戸県警。

 

暴力団、構成員数「過去最低」の背景…進む取引拒絶、住みにくい世の中に

弁護士ドットコムにて、記事がアップされてます。

www.bengo4.com

    • 暴力団員をやめた人たちはどこにいくのか?

    「おそらく、やめたといわれる人たちには、次の3つのパターンがあると思います。

    (1)本気でやめて、組織とつながりをきっぱりと断った人

    (2)本気でやめたが、組織とつながりを断ちたくても断ち切れない人

    (3)本当は組織を離れていないが、対外的にやめたことにしている人

    それぞれがどの程度の割合かはわかりませんが、(1)(2)の人たちの相談が、警察や弁護士にも寄せられることが、少しずつ増えているようです。

辞めた後、行くところが無いとか、いったん就職しても根強い差別が残っていて、とても続けていけるような環境ではないとか、過去の報道を読んでいても当事者にいろいろありますよね。そもそも就職がむかない・あわない人たちがヤクザ(ジャーナリスト)になっている…という背景もあり、一般企業に就職以外の受け皿を模索したほうがいいのではないかという気もします。