反骨と異端

アウトローは文化だ

マイナス金利の意味について水野和夫氏が語っていたのでメモ。

長い記事なので3回に分けてアップしますが、1回目。

 

日本銀行は1月29日、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」(以下、マイナス金利政策)に踏み切った。日銀によればその目的は「日本銀行当座預金金利をマイナス化することでイールドカーブの起点を引き下げ、金利全般により強い下押し圧力を加えていく」ことにある。しかし今回のバズーカ砲第3弾となるマイナス金利政策は明らかに、円高・株安阻止にある。2015年12月7日に1ドル=123.27円だった円は、年明け1月20日にいは116.77円へと円高が進行し、それにつれて年明け6営業日連続で日経平均株価が下落したからだ。1949円の東証再開以来、最悪の記録となった。

 

アベノミクスの唯一の成果と見られている株価は、円安に支えられている。円高はデフレを定着させ、企業収益を悪化させる。第二次安倍政権で、円ドルレートが前年比で円高となったのは16年2月が初めてで、今後、消費者物価はマイナスになる可能性が強まってきた。マイナス金利政策語、一段と円高・株安が進行し、2月12日に株価は14年10月21日以来の1万5千円割れとなり、バズーカ砲第二弾の効果が吹き飛んだ。

 

10年国債利回りの史上初のマイナスは、アベノミクス失敗以上の意味を持つ。1215年ローマ教会が利子を公認して以来、マイナス利回りは最大の出来事として、位置付けられる可能性が高い。利回りは資本増殖の効率性を図る尺度だからだ。

 

(やどかり)アベノミクス失政がひましに色濃くなってくるのに、国内の空気はますます右傾化していく状況に危機感を覚えるこのごろであります。

マイナス金利が発表されてから、公式に水野和夫氏がマイナス金利について語った記事を読んだのは、少なくとも個人的にははじめてだったので引用。