反骨と異端

アウトローは文化だ

投資家の父より 息子への13の遺言(高橋三千綱/電波社)

 

投資家の父より 息子への13の遺言

芥川賞作家が10年を越える歳月をかけて書き下ろし! 「100万円を2億円にする」投資秘伝とは?

 

…というキャッチフレーズを読むと“なんだなんだ”と思いますが、なんとあの高橋三千綱さんではないですか、『あんな女と暮らしてみたい』の。

 

おまえに財産を残すことはない。この手記がその遺産だと思ってくれ。

これを教科書にしようが、ドブに捨てようがおまえの勝手だ。

だが、勤めていた投資顧問会社の清算にともない、50歳でファンドマネジャーをやめ、その後は個人投資家としてこの8年間生きてきて、

3000万円の資金から数十億円の資産まで蓄えることができたのは偶然ではなく、それまでの二十数年間の蓄積があったからだ。

それは私の誇りでもあり、自負でもある。

 

 

私は20代のころミチツナさんの本をよく読んでいた(30代では読まなくなった)…ので、あのひとが資産数十億と聞いて驚き、それを“息子には残さない”と宣言し(息子さんも「そのうち個人投資家になるのではあるまいか…」と書いてある)、代わりに①10%損切りルールを守る、②ピラミッディングする、③ナンピンしない、④トレンドに逆らわない、上がる株をさらに買い増せ…という単純といえば単純すぎる個別株の本を書いたとあって、思わず読むことにした。…表紙を見ると、ミチツナさんは20年前と変わらず、まだフレンチブルドッグ飼ってるのかな。