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反骨と異端

やどかりアウトロー編

人は困窮する過程で本質が出る

anond.hatelabo.jp

引用記事だけど、朝日新聞の社員の平均年収が1200万円…っていうから、そりゃフリーランスになって、まとめ作るくらいしか仕事無くなったら、落差がひどいでしょ。つか、まとめ作る仕事するのなら、コロンビア大学卒なんて学歴一切不要ですし。

 

以前よりも稼げない、困窮している、先行きに不安を感じてる人は私の周りにもいる。人間って困窮すると、その本質が出てくるなあ…と実感している。モラハラに走る人、なんか異様にケチになる人、単なる下流中年・下流老人で終わってしまいそうな人…いろいろである。

 

最新号の『日経マネー』に脚本家の内館さんが、小説『終わった人』についてインタビューに答えていた。

「終わった人」とはサラリーマンとして輝かしいキャリアを終えて、定年退職して、やることも人間関係もいきなり失った主人公のことである。

サラリーマン時代は非の打ちどころのない充実したキャリアだったのに、定年後、何もすることが無くなってしまった…誰も注目してくれない…という主人公が悪戦苦闘する話(らしい)。

多くの会社員はこの主人公の置かれた立場に同情するのかもしれないが、私は「組織人」として適応できたという経験が乏しいので、定年退職して何もすることが無くなることのどこがそんなに悲惨なのか?さっぱり分からない。

日経マネー(ニッケイマネー)2016年6月号

 

組織を辞めれば貧と孤しかない、というのは当たり前の話である。これまでは名刺で食っていただけ。

 

会社を辞めてからますます華やぐ…という生活を送っている人も稀にいるが全体の少数派である。そういう人は圧倒的な人間的魅力を持っているから、組織にいようが、フリーランスになろうが、人間的魅力だけでやっていけるのである。しかし凡人はそうではない。

 

「困窮したくないな、家族に苦労かけたくないしー」と思うのなら、組織にいたほうが良いのである。面白い仕事とか、やりがいのある仕事は組織にいなければゲットできないのである。フリーランスになったら、変な仕事しかこないと思っておいたほうがいい。

フリーランスが向く人というのは、フリーランスでしか生きていけない人なのである。村上龍が前に書いていたが、アウトサイダーになれる人は、生まれつきアウトサイダーとして生まれてくるのである。「貧と孤がわりと平気だけど、集団がダメ」とか、いろいろ事情があるのである。