反骨と異端

アウトローは文化だ

貧困女子は中途半端な美人が多い

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・100人以上の貧困女子を取材している沢木さんが思う、貧困女子の共通点とはなんでしょうか?

沢木 まずは「幼児的万能感」が抜けないことです。「私は大切にされて当たり前」と思い込んでいる。本来、仕事や人生は目の前にある自分にできることをコツコツとこなすことでしか、前に進むことはできません。しかし、本書に登場する女性たちは「私はこんなにかわいいはずなのに……」「なんで私がこんな仕事を?」などの思いを抱えており、心の奥底では「いざとなれば、誰かがどうにかしてくれる」という甘えがあります。

 

また、中途半端な美人が多いことも特徴です。いわゆるスクールカーストヒエラルキーのなかで2番手、3番手あたりの「かわいいね」と言われていた子が一番危ない。中途半端にチヤホヤされ、中途半端にいろいろな体験をしてきているケースが多いからです。

 

貧困女子…といっても『最貧困女子』に出てきた障害者女性とか、社会の構造苦にあえぐ、貧困シングルマザーとは異なり、高学歴で恵まれた環境にありながら贅沢から縁が切れず、借金を繰り返すという若い女性のレポートが出ています

 

…ハッキリ言ってこういう“貧困女子”の場合は、問題が「貧困」「社会」にあるのではなく、彼女たちがメンヘラーに近い幼児性やら承認欲求を持っていることが原因なので、こういう“貧困女子”と、『最貧困女子』に出ていたような本当に行政やNPOが支援しなければいけない貧困女子層とは明確に区別(差別)して論じる必要があります。

なんでも「貧困」でひとくくりにして論じればいいってもんじゃないし、『貧困女子のリアル』というタイトル自体がこういったらなんだけど、便乗商法みたいな気もするのです。

『貧困女子のリアル』を中年のおじさんが読めば、「ほら見ろ、このバカ女たちを。こんな“貧困女子”を行政が支援しなければいけないなんて馬鹿げているよ」という反応が返ってきそうなのです。混同を招きかねません。

しかし支援が必要な層は確実に存在しているのであって、こういう自己責任とまでは言わないけれども、どちらかというと、格差問題というよりは、精神科医の領域で扱うべき女性たちとは区別が必要でしょう。

『貧困女子のリアル』に描かれているのは、いわゆる貧困問題ではないのではないかという気がします。 

最貧困女子 (幻冬舎新書)

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