読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

反骨と異端

やどかりアウトロー編

大学奨学金制度が充実すると少子化対策になる

日本の場合は超一流大学である東京大学がもっとも授業料が安くて、Fランク大学と言いますか、偏差値が低い私大はおそろしく授業料が高かったりします。他の先進国は逆のことが多いのですが。

大学生の親の年収を見ると、東京大学はじめいわゆる一流大学はだいたい親が高年収で、大学奨学金を受けるなど考えたことがない家庭が多い。

 

Fランク大学なんか行っても仕方がない。学力はつかないし、出ても無駄」「大学奨学金の拡充なんか必要ない」…と言い切る人もいるようですが、いったいどういうエビデンスを基にそういう話をしているのでしょうか?

 

Fランクでも、高卒で世に出るよりは、大卒で出たほうが、生涯賃金が圧倒的に高い、とか、高卒学歴で本当に大企業に入社できるのか?とか、偏差値以外の要素がいろいろあるだろうに。最近の地方Fランク大学は「看護大学化」しているというか、四大卒という学士号と、もう一つ、看護師とか介護士とか、作業療法士といった“稼げる資格”が卒業と同時に得られるというタイプの大学が多い。

 

だからむしろFランクに近いような大学の奨学金制度を整えたほうが少子化対策として功を奏するのではないかと考えられます。最近のデータでも、若い夫婦にアンケートとってみると「子供は2人以上ほしい」という回答が多い。ただ首都圏では相変わらず子供の数は少ない。田舎ほど子供の数は多い。

しかし父親が非正規落ちすると、貧困まっしぐらになってしまうので、格差を拡大しないためにも奨学金制度は必要でしょう。