反骨と異端

やどかりアウトロー編

「貧困コンテンツ」を消費している人々

ネットだけではなくてマスコミ全体に“貧困コンテンツブーム”が到来しているようですが、いったい誰がメインとしてこういう“貧困老後”“下流老人”“貧困当事者”コンテンツを消費しているのだろう?と考えると、

まず貧困当事者ではないような気がします。

夫婦共働きで、貯金をため込んでいる公務員夫婦とか、実際はかなり預貯金やらリスク資産やらを持っている連中が、主たる貧困コンテンツ消費者なのかな…と思いました。

“見て見て世の中にはこんなにお金に困って、こんなに惨めな生活をしている人がいる、自分は預貯金1億近くあってよかった~”という感じです。

格差社会の影の部分としての貧困問題があるのは事実ですし、貧困問題に関心が高まること自体は悪くありませんが、こういう貧困コンテンツ中毒の人たちというのは、困っている当事者を“見下す”ために貧困コンテンツを欲しているように思えます。

なぜ見下す人が必要か?というと、世の中先行きが怪しくなって、どれだけお金を貯めこんでいても、足元が突然瓦解するような不安を共有しているからかもしれません。自分が上を見て頑張ることができないから、下を見て毒を吐くのでしょうか。