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英国EU離脱で100円に接近も

今週の日経ヴェリタスですが、「高まる円高圧力、政治情勢も引き金に」という記事が目を引きます。

英国EU離脱騒動で円高リスクが高まったとして、これまで円の高値を105円に置いていたモルガン・スタンレーが98円まで引き上げたそうです。

6月23日にはEU離脱を問う選挙が英国で行われるそうで、イエレン氏も「英国の国民投票は経済への影響が大きい」と発言しています。

 

英国EU離脱…となりますと、英企業はEU加盟国に輸出する際に関税を支払うことになり、競争力が落ちることが懸念されてますし、英国への投資資金の引き上げなど通貨ポンド安が加速します。それがユーロ安に飛び火して、世界の金融市場への影響が出ます。

今の株価は英国EU離脱を織り込んで“いない”のですが、離脱が決まれば、株式などリスク資産を売却するリスクオフが全世界に広がるでしょう。

逆に安全資産と言われる“円”にマネーが流れ込む可能性もあります。

 

日本のアナリストの計算によれば、英国EU離脱が決定すれば、円は短期的に2~6円上昇し、ドル円100円に迫るかもしれません。

逆に英国EU残留が決まれば、リスクオンになり、世界的に株が上がる可能性もあります。

 

世界的には金融緩和に対するアンチな空気が濃厚になってきているにも関わらず、日銀が6月に追加緩和に踏み切るのではないか…という噂もあり、逆に円安株高が進む可能性も無くはないのですが、外国人投資家のあいだで“マイナス金利が本当に日本経済に良い影響を与えるのかどうか疑問”という声が高まっている時期だけに、日本株買いにつながるかどうかは分からないとのこと。