読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

反骨と異端

やどかりアウトロー編

99%の負け組とは「株式が怖くて持てない人」のことである

つまりは“預金バカ”ということになるのかもしれませんが。

 

よく「1%の勝ち組富裕層と、99%の負け組の二極化」とか

「上から1%の勝ち組が、〇%の富を独占している」とか

そういう文章を見かけるたびに、ふっと思うわけですけど。

 

金融資本主義が蔓延して、先進国全体に、ごく少数の裕福な層と、残りの99%に近い貧乏人との「格差」が生まれたことは事実なのでしょうが、

その「格差」は具体的に何の差なのか?というと、株式を持てる人間かどうか?の差のような気がします。

r>gのピケティの言っていたこととかぶりますけども。

金融資本主義下での“勝ち組”とは、株式と長年うまく付き合う術にたけている、と言いますか、株式のボラティリティを怖がらず、うまく操縦できる人でしょう。頭の悪い人は結局、株式のすさまじいボラティリティが耐えられないのです。

 

学歴の差による年収の差は確かにあると思いますが、年収が高ければ必ず裕福になれるとも限りません。“金を貯めよう”と決意して、節約法を工夫して、長年実行できる意志力があって、せっせとリスク資産に投資しなければ、富裕層には近づけないのです。

先進国に共通して言えるわけですが、年収が極端に高い人が少なくなってきているという事情もあります。

 

ですから、政治の方向性として、格差を圧縮する必要性はありますが、残念ながらサンダースおじいさんが主張していたような、家父長制の社会保障制度だけで、これからの格差社会が緩和されるかどうかというと、サンダースおじいさんは好きだけど疑問も残ります。

バーニー・サンダース自伝