反骨と異端

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山口組分裂の「真相」と「今後」と「溝口敦」(その3)

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

分裂から10か月、射殺事件まで勃発した山口組分裂騒動の緊迫はピークに達している。報復の連鎖も懸念されるなか…

 

「忍耐」が「ピークに達している」のは、“ヤクザの抗争はまだかまだか…”と焦らされて待っている某ノンフィクション作家と大手マスコミの連中だけですが。

 

『SPA!』最新号の記事がYahoo!に掲載されてます。

山口組二次団体幹部(名古屋側)と、②山口組本家(名古屋)の公式な対応と、③溝口敦氏の3者のコメントが出そろったという、山口組シンパおよびネクザスレ住人の皆さまには、味わい深い記事になっているので、丁寧に読み込んでおきましょう。

 

自分の経歴や武勇伝をネットに書き込ませ、神戸山口組系のまとめサイトも存在するほどネットの情報戦に力を注いでいる。

 

神戸山口組工作員を雇って、ネットに都合のよい情報を書き込ませている…という指摘ですが、“本当かしらん”と思って、しばらく1日何回か検索かけて、スレほとんど読んだけど…コンテンツの量的には大したことが無いのよね。組織的にやるのならもっと大量にオープンで書きこまないと効果薄なんじゃない。

それに山口組本家の方もネット工作を気にしているのなら、自前で雇って大量に書きこませればいいんじゃないの。

 

憤る彼の口からは、暴力団報道の第一人者とも言うべき著名ジャーナリストの名前も挙がった。溝口敦氏である。

 

「分裂以降、『週刊現代』や『日刊ゲンダイ』で彼が書いている内容は非常に危険です。弘道会が絶対的な悪で、神戸山口組に勢いがある。こうした主張をたびたび繰り返しているが、記事には明確な事実誤認が含まれる。(略)こうしたデタラメな記事で対立を煽れば余計な喧嘩も起きるし、血も流れる」

 

 

おお。ついに言ったか。

 

山口組総本部は「今回に限り、責任ある幹部に答えさせる」と応じた。

(略)

「トバシ記事ばかりや。先頭きって書いてるのが溝口やないか。溝口はな、司馬遼太郎とよう似てんねん。ウソを面白おかしく書くからみんなが読むだけの話で。読んでみぃ、面白いし、文章は上手や。でもデタラメやんか」

 

「分裂直後から国税が動いて親分(司組長)が逮捕される、向こう(神戸山口組)は証拠を持っていて警察に出す、書いているやろ。工藤会の親方が脱税で起訴されてるけど、同じことになるぞと。言うたら、これは脅しや。だったら出せばいいやんか。(略)

 

溝口さん、神戸山口組応援団長みたいですからね。

「溝口を外部顧問にしたら、神戸は名古屋に絶対に勝てる」説とか、まことしやかに流れているんだけど、あれも織田さんが雇った工作員が書いているんですかね。

 

ここ最近の溝口の記事は特にひどいが、正木(神戸山口組総本部長)に誘導されているようにしか見えんよ。言論の自由があるんやし、書くのはええ。でもトバシ記事で胸が痛くなったり、死人が出たらどうするの。書くなら平らに(公平に)せなアカンでしょう。組織の動揺狙った記事書くなんて、ジャーナリスト構成員やないか

 

そうそうその通り。今の溝口さんは“失うものがいっぱいある人”だから、多数派の欲望に与していたほうが楽、ジャーナリストとしての信念を売ってしまったようにしか見えん。これは客観的な視聴者・読者の私見ね。職業ジャーナリストがヤクザの抗争を煽る行為はどうやっても正当化しえない。

 

気になる③溝口敦の反論ですが、これがひどい。

「最初の2行で読むのやめられる」というほど、溝口さんが言っていることは支離滅裂です。1次情報を地味に集めて分析することをしないで、半知半解のまま“抗争煽り記事”を書き続けることを自己正当化しようとするとこうなるのでしょうか?

 

記事を公平に書け、というのはヤクザの言い分かと疑う。世間がどう見ようと、わが道を行くのがヤクザの美意識ではないのか。

 

ヤクザもカタギも無く、嘘を書き連ねられたら怒るのは当然でしょ。“ヤクザに人権なし”でヤクザだったら民事における名誉棄損も信用棄損も精神的苦痛も認められないって、そりゃ溝口さんだけの特殊な憲法解釈です。

 

「マスコミが抗争を煽って本当に抗争になれば、民間人だって巻き込まれる危険もある」…って話をしているのに、“我が道をゆくのがヤクザの美意識”とか、そんな「ヤクザの美意識」聞いたことがないし、仮にそういう「美意識」を持っているヤクザがいたとしても、それを他のヤクザに押し付けていいものなのか?

「美意識」とは個人のものですよ。溝口さん?

 

山口組分裂の「真相」と「今後」と「溝口敦」(その4)に続く(予定)