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反骨と異端

やどかりアウトロー編

「自己責任で生きる」自分に引き寄せやすい人は病で倒れやすい

メンタルヘルスという観点から見ますと、なんでも自分に引き寄せて考える人がいて、こういう人はストレスが臨界点を超えると倒れやすい。

 

しかしストレス耐性は人それぞれですので(遺伝的な要素もある)、同じような局面に陥っても、「ストレス耐性の強い人」は乗り切ってしまいます。

 

「ストレス耐性の強い人」から見ると、ストレスをこじらせやすい人は「弱い人・ダメな人」にしか見えません。特に“昔は自分もダメだった”的な述懐をする人は、しばしば善意ではあるが誤った叱咤激励に走りがちです。

 

「うまくいかないのは基本的に自分のせい」

「努力することで、自分の心の持ち方次第で、必ず道は開ける」

「まだまだ精進が足りない、自分はもっと頑張れる」

 

こういう思考回路のことを、鬱病直行コースと呼んでいます。悪気はないのでしょうが、医学的に間違いというか、有害であるとさえ言えます。

それでも叱咤激励されたほうは自分も頑張らなければと頑張っていると…

 

ある朝、突然、食べ慣れたクラッカーの味がまったく変わったりするんですよね。

 

鬱病は、精神的な消耗に気付かず、自分を追い込み続けたことが原因で起こる、虚をつくような症状から始まることが多い。本当はそういう状態になってしまう前に、自分に引き寄せるのを「やめる」ことを誰かが強く助言するべきなのですが、メディアでもネットでも溢れかえる言説は、「もっと頑張れ」「努力が足りない」「自己責任」…こういうのばかり。

 

入社した会社がブラック企業だったら?頑張らないで逃げたほうが賢いでしょう。

世の中には底意地の悪い人も多いですしね。

「自分が悪い」などとは決して思わないことです。