反骨と異端

アウトローは文化だ

「こんなものは断じて貧困ではない」実例

 

「貧困」コンテンツの蔓延と、安易に「貧困」とつけて読者数を稼ごうとする風潮に危惧を覚えるこの頃ですが、「自己責任」というキーワードが嫌いな私でも「いいかげんにしろ!こんなのは断じて“貧困”ではない」と断言できるコンテンツを発見した。

 

日刊ゲンダイ、「高学歴女子の“貧困連鎖”<第10回>大学非常勤講師の収入は月4回の授業で2万4000円」である。

 

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お茶の水女子大学大学院卒 大理奈穂子さん(43歳)

お茶の水女子大大学院博士課程を修了後、複数の大学の非常勤講師を担う大理さん。セミロングの古風な顔立ちの大理さんは、「高学歴女子の貧困 女子は学歴で『幸せ』になれるか?」(光文社新書)の共著者のひとりだ。

 

大理さんは群馬県高崎市出身、県立高崎女子高卒。筑波大学芸術専門学群在学中の卒論の執筆をきっかけに、研究の魅力に目覚める。そして就活を迎えた95年は就職氷河期。100社に応募するも、採用は1社だけ。首都圏の企業に総合職として入社したが、「本気で研究したい」と半年たらずで退職。99年にお茶の水女子大学教育学部に3年次編入学し、2年後には同大学院の修士課程に進学した。27歳だった。

 

「予備校の事務員や教授の秘書など、さまざまなアルバイトで生計を立てました。時給は900円台から、最も高額だった家庭教師の5000円まで。月収約13万円で2年間は風呂なし間借り生活でした」

 

■年収は最高でも350万円

04年に博士課程に入学。3年後に初の英語の非常勤講師の職を得る。1コマ当たり90分で、週1回の出講で月給2万4000円、2コマを担当した。翌年から他の大学でも非常勤のポストに就き、長年のバイト生活を終了する。

「博士課程を修了しても非常勤講師のままで、経済的にも不安定な女性が目立ちます。さらに小泉政権時の大学設置基準の規制緩和と、文科省の肝いりで進められた大学院重点化政策のおかげで、大学の新設と既存大学での大学院設置のラッシュが起こり、院卒者が急増。そのため専任教員になる道は針の先ほどに狭くなりました」

 

非常勤講師は、ひとつの大学で社会保険への加入義務のない3コマまでしか講義を持てない。生計を立てるには複数の大学の掛け持ちが必要だ。それでも、最大限で年収はせいぜい350万円。専任教員になれば、助教で年収400万円、専任講師で600万円が相場。専任と非常勤の給与格差は額面で2倍である。

 

「高学歴になればなるほど低収入や不安定な生活を強いられます。パトロンがいない限りは」パトロンという非現実的な存在を求めるよりも、パートナーと支え合う関係のほうが現実的だ。高学歴女性の研究職も企業に参入するなど、ワークもライフスタイルもより多種多様な時代に突入している。

 

「大学教授になりたい」ってそれは欲望でしょう?

漫画家になりたい、芸人になりたい、歌手になりたい…って全部「欲望」じゃないですか。才能無い人が夢(欲望)を真摯に追うから年収が異様に低いというだけで。

「夢追い人の低収入」は昨今の本来的な貧困問題とはまったく別の話です

 

欲望を追って、それでお金が稼げないからといって、安易に「貧困」というキーワードを口にするなと文句が言いたい。

アカポスに就く」という欲望を捨てればいくらでも仕事に就ける女性が、欲望を追及したから稼げなくなった…これは断じて「貧困」ではない。たんなる「わがまま」である。これこそ「自己責任」の極北であろう。

「欲望も追い掛けたいけど、お金も普通に欲しい」なんて、なんか土台から勘違いしていないか?この女。ライター(夏目かをる氏)もライターである。こういう女を貧困認定するあたりで、社会に関心がない(足りない)のかな…という気がする。

能力無いから40過ぎても非常勤なんですよ。この先、アカポスあるかどうか?!って「文系は厳しんじゃないの」としか言いようがない。能力ある人はその年齢でも准教になっているし、無い人は諦めるしかないだろうね。「才能こそがすべて」という世界であると知っていて競争に参加したくせに、いまさら何をぬかす。