反骨と異端

アウトローは文化だ

「日経マネー」今月号

http://www.nikkeibp.co.jp/money/pdf/201611_mokuji.pdf

 今月号目次↑

3分の2ほど読んだのでメモ。

最新号ですが表紙をぴらとめくった最初の記事が“インデックスファンドにさらに手数料が安い新シリーズが誕生”という。マネー誌の巻頭見開きにインデックス情報がくるとはインデックスが一番偉くなったのですな。

 

世界経済は「黄金期」の30年を抜けて、これから氷河期に入るというマッキンゼーの偉い人のインタビューも乗っています。過去の黄金期は5%以上の収益を見込まれた株式でありますが、これからは「黄金期」も過ぎたので、それより期待リターンは「下がる」見込みだそうです。う~ん。

みんな「通年リターン5~8%とれるよね…20年後は」と期待してインデックス投資をはじめたとたんに、黄金期が終わってこれから50年くらい氷河期かもしれません。う~ん。

 

今月号のメイン特集ですが「大化け株はここにある 来るぞ中小型株77」ですが、わたしは未熟者ゆえこういう特集は“へえ~~こういう会社に投資してショートで狙う人も大勢いるのね”という感じで読みました。わたしの生株投資も低空飛行で続行中。…結局のところ「個別株投資」と「インデックス投資」は比較対象にならないというか、「個別株投資」の方は個人の力量、リテラシーがものを言う世界で、“どちらが投資法として優れているか?”という比較するほうがおかしい。世の中には稀に、ごく稀に、個別株投資をやらせてセンスのある人もいるので、そういう人は個別株に手を出すとよろし。しかしほとんどの人は、銘柄を適切なタイミングで買ったり、売ったりする力量が持ちえないですし、さっき「余剰資金(投資可能資金)が数千万円もあるのだから個別株でも十分分散投資できる」とか書いてあるブログを読んでホウジ茶を吹いてしまったが、仮に投資可能金額が2000万円あるとして、それを個別株で「分散」しようとすると、ものすごい数の銘柄を自分で買うようになりそれは、個別株派の大成功者が鼻で嗤う「銘柄マニア」の世界で、季節になればあちこちの会社からどさっどさっと資料が送られてきて、それをシュレッダーくんするのがかったるいから、わたしは個別株のモチベーションがこのごろあまり上がらなかったりするのですが。

PERとかPBRとか割安度を見る指標があることはありますが、「あんだけ割安サインが出ている時に買った(はずなのに)評価損が10%以上拡大」…なんて個別株はふつうにあるので、それが平気な人じゃないと向かないんじゃないか。それに個別株だけで分散をかけようとすると、ポートフォリオ日本株式で占められてしまって、そういうポートフォリオは日本の人口動態を見た時にお得なのかどうか?!よくわからんですね。わたしだったら個別株は宝くじ程度に考えて、ドイツ株式ETFでも買いたいですが。

 

はてさて今月の「日経マネー」に戻って、「投資家のためのTwitter使いこなし術」これは面白かったです。しかしマネー界で有名な人の1日の平均的なタイムスケジュールを見ていると、ほとんどがSNSオタクというかどっぷりはまって過ごしています。TVを見ない人は何人かいるのですが、ネットにはまっていない人はほとんどいないようです。個人投資家も普通にネット依存症というか、ネットが友達の人が多いのではないでしょうか。

 

小説家:真山仁さんのロングインタビューが載っています。

「経済だけでは今の日本の問題に切り込めない」

若い人が貯金ばかりしたがる傾向について“日本の崩壊が間近であることを感じ取っておりいつ国外に逃げても大丈夫であるようにお金を貯め続けているんじゃないか”という指摘には目からうろこでした。ハゲタカ書いていた人ですけど、ハゲタカ的経済小説はもう書かないのだそうで、社会派といったほうが正しいでしょう。

 

日経マネー(ニッケイマネー)2016年11月号

日経マネー(ニッケイマネー)2016年11月号