反骨と異端

アウトローは文化だ

なんでみんな労基に感謝しないの?

anond.hatelabo.jp

人数が足りない?予算が足りない?

しらないけどさ。

労基がこれだけ仕事できない理由がなにかあるにせよ、ないにせよ、

もう何十年もそれを改善せず放置してるわけじゃん。

なんでみんなで労基にカチ込むデモしないの?

“労基にカチ込む”

なんで?って感じだけど。

 

会社で酷い目に遭った人で、労基まで行って相談にのってもらって、はじめて人間扱いしてもらって内心、労基にとても感謝している…という人も多いはず。

パワハラとか、いじめとかいびりとか、不当解雇とか普通にあると思うけど、孤立無援な当事者が、会社の人と話し合っても水掛け論とか、人間扱いしてもらえないから会話が成り立っていないとか、どんな相談をしても会社に都合のよいように握りつぶし、消耗しきっているケースも多い。

現代の弱者にとって、労基は救いの神みたいな存在。これからも。

 

労基で提供するサービスはすべて労働三法に書いてあるとおりで、労働三法を変えなければ労基のサービスも変わらない。逆にいうと、労基のサービスが今の水準に保たれているのは、労働法を基準に全国均一のサービスを公平に国民に提供することに心血が注がれているから。

 

それよりも私が心配なのは、今の日本には確実に在宅ワーカー、在宅フリーランスが増加しつつあることで、「在宅ワーカー」とはこれまで日本に存在した、どのようなブラック企業よりもはるかにブラックな労働条件をのむことが必須であるってこと。わたしがやってるような翻訳とか占い記事は「好きなことで稼ぐ」の延長だし時給的にも悪くないけど、アフィリ系記事とか書いてる人は仕事量は不安定だし、業者はしょっちゅう“飛ぶ”しで。

労働基準法とか最低賃金法で定める労働者の権利は全く守られないから、最賃をはるかに下回る労働をせざるをえなくなったりとか(私は運が良いのでそういう面では今のところあまり苦労していない)、よくあるのが賃金不払いとか(賃金不払いを防ぐために、クラウドソーシングに高い手数料を支払って担保を取るような感じなんだろうな)

一部のブラック企業から自殺者が出たという点だけ注目して「労基は仕事していない」みたいな批判を浴びせるのは勝手だけど、それは木を見て森を見ずみたいな話で。