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反骨と異端

やどかりアウトロー編

英訳と和訳の賃金が同じなのが解せん

たまたま今は翻訳をやってるが、英訳と和訳という同じ翻訳のようで、要求されるスキルがまったく違う仕事に支払われる賃金が同一というのも、よく考えればおかしな気がしてきた。

普通は労働とは、そのタスクをこなすのに高いスキルが求められるほうが賃金が高いのだが(あたりまえ~)。変に「同一賃金・異質労働」なんだよね。

日本人は、大学出てれば10年くらい英語の勉強をしているので、「和訳」に関しては腕に覚えがあるというか、やりたがる大人は多い。だから社内で「和訳」仕事をやりたがる男女を見つけるのはさして困難ではない、どこの会社でも。

だからうちらのような外注のぺーぺーの翻訳者のところへは、あまり「和訳」のやりがいのあるお仕事は…(無いわけではないが、少ない)。持ち込まれる話は圧倒的に「英訳」仕事が多い。

翻訳仕事とは「英訳」であり、実力が出るのも英訳だと思う。和訳はそんなに英文読書量は要求されないが、英訳はひごろの英文読書量がもろにでる。

学習法としても、和訳よりは英訳のほうが実力がつくような気もするが、結局、「英訳」仕事とは働いている間中、辞書をくっているような感じである。紙の辞書ではなく、ネットの辞書を3つくらい立ち上げて、1語1語を確認しながら文章に放り込んでいくようなイメージだ。

やがて哀しき外国語 (講談社文庫)

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