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反骨と異端

やどかりアウトロー編

このごろ翻訳仕事が増えてきて

よく思うんですけど、「Google翻訳」あれだけ素晴らしいのなら、この先人間の翻訳者なんかゼロになるかもという予測をする人が少なからず存在しても翻訳者として文句いえんよな~という点です。

誰もが無料で使える「Google翻訳」があれだけ高性能なのだから、わざわざ72000円も出して翻訳支援ソフトのトラドスを買う必要があるのかどうか?迷うところですが、トラドスが使えないと翻訳会社と契約できないことが多くて…。

トラドスの件は置いておいて、人工知能ブームで、翻訳支援ソフトとか翻訳サイトの力も確実に上がってきているのに、最終的に翻訳者はやはり人間が必要なのだろうなあという気もします。機械訳は一段落に1個くらいは、とんでもない大勘違いをやらかすからで、言語とは最終的に機械が読み切れないなにかがあるのかなと思ったり。

夏目漱石やら森鴎外やら坂口安吾やら村上春樹やらどの文豪も翻訳に手を染めて一様に「翻訳仕事は金にならない」とこぼしています。翻訳とはそれ自体が学習みたいですから、勉強してお金も欲しいなんて言ったらいかん。

それでも明治のころに比べれば今の時代の翻訳者は、Google翻訳やらトラドスがほとんど下訳をやってくれるので、翻訳タイムはつねに2人以上と共同作業をしているような気になります。明治のころは翻訳ソフトもなければネットもなく、紙の辞書も充実していないという時代で、それでも歴史的な名訳は多かったのですから、究極的には「翻訳こんにゃく」とはアートかもしれません。

翻訳者と翻訳会社のためのSDL Trados Studio 2015

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