反骨と異端

アウトローは文化だ

裁判所に距離を置かれているらしい

「距離を置かれる」というのは異性間でも同性間でも、“この人はちょっとね…今はね”という感情があって、わざと一定期間冷却期間を置くことである。

わたしもパートタイム占い師をやっている時は、お客さん(恋に悩む女性が多い)に対して「時間を稼ぎましょう。ちょっと距離を置いたほうがよい時期です」という回答を占者として返すことが多い。

 

しかし…先々月からのトラブルで調停が不調に終わって(想定内)、じゃ訴訟にしましょうかということになり、訴状はその場で書いて(私は「時給制」在宅ワーカーなので、裁判所が開いてる平日の昼間に出てくるのが面倒くさい)、調停が終了してから1時間以内に訴状は受理されたのだが、訴状が受理されたのだから管轄地違いとか、明らかな書類の不備でなければすぐに翌日か翌々日に裁判所側から連絡がきて、1回目の期日の確認してから特別送達で訴状やら呼び出し状がくるのが普通であるが、

10日以上経つのに何も言ってこない。なんでや?

 

何も言ってこないということは、別に書類上の不備はなく訴状は受理されたままなのである。しかし何も言ってこないのである。どうも調停の時からそうだったが、裁判所に距離を置かれているようである。裁判所がものすごく忙しいのだろうかと思ったが、調停の日に行ってみると、なんとその午前中に調停の予定を入れている人は他にいなかったのだ(その日に行われる予定の調停は全部一覧表にまとめられている)。

これは過去10年にわたってこまめに裁判所に行っている自分には驚愕であった。なんでみんなこんなに裁判所を利用しなくなったのか?10年以上前だと思うが、私が最初に調停を経験した時は、予定表は真っ黒で、調停用の待合室は混雑していた。しかし今回は裁判所の建物の中ですれ違った人は全員明らかに裁判所の職員だった。

 

裁判員制度とか開かれた裁判とか裁判所もイメージアップのために、いろいろキャンペーン打っているんだから、もっと利用者が増えて、民事調停くらいいっぱい予定が詰まっていてもよさそうなものなのに、その日は自分だけだったので、朝一番から頭が混乱した。

これじゃ裁判所の先生たちはさぞかし暇であろう。手続き的におかしなところがあれば訴状やら書類は突き返されるのがつねであるが、そういうことも無い(私に限ってあるわけがない)。年内に第1回目の期日が設定されることを祈るばかりである。

なんで私は裁判所に距離を置かれているのか?よく分からないが、要するに「平均的な日本人が生涯に提訴する数・裁判所にやってくる回数」を大幅に私が上回っているかららしい。裁判所はわたしが嫌いなのだ。

三浦和義さんとかこういう点ではどうだったんですかね?あの人はわたしとは比較にならないくらいの件数の訴訟をやっているはずですけど、裁判所に距離を置かれたりしたんですかね?

しかし民事調停の予定ですら1件しかないような裁判所なのだから、別に裁判所に頻繁にやってきてサービスを買う人がいてもいいではないかという気もする。それにいやしくも裁判所が、特定の国民に対してそんな差別的な対応をすることは許されない…許されないと知っているから、なにげに距離を置かれているような気もする。

絶望の裁判所 (講談社現代新書)

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