反骨と異端

アウトローは文化だ

36歳からオンライン英会話をはじめたら英語で仕事ができるようになりました(嬉野克也/高田真弓)

36歳からオンライン英会話をはじめたら英語で仕事ができるようになりました

 

私も電撃的にスカイプ英会話を始めてから約1か月経過しました。

毎日欠かさず30分弱、フィリピン人の先生(若い女性もいますが、何人か男性の先生にもお世話になりました)と英語で話しています。

毎日レッスンコース(30分レッスン×31回分)が3600円(月謝!)と、思わず目を疑いそうなほど安いスカイプレッスンですが、それよりももっと驚かされたのがフィリピン人の英語力の高さです。

スピーキングとは結局、瞬間英作文力のことですが、フィリピン人大卒のレベルは非常に高い。欧米のネイティブスピーカーと同レベルの講師も大勢います。

日本人の大卒とフィリピン人の大卒の差は歴然としていて、英語力=国力ではないけれども、英語力=論理的思考能力×集中力なので、なにやら国の行く末が心配になります。

ほとんどのフィリピン人講師は“海外に行ったことがない”、でも教育システムのおかげで大卒までに英語が話せるようになったので、職業選択の自由が広がったと考えているようです。世界的なコールセンターが多いんですよね比は。

専攻に関係なく、大卒時点でここまで英語力に差がつくかと「教育システム(公教育)の重要性」について改めて思い知りました。

つーか、フィリピン政府ってもう母語であるタガログ語を捨てて、「英語」に賭けているようにも思えるんですよ。

なにしろ義務教育から一切タガログ語を使用せず、学校教育は全科目「英語」で行うという徹底ぶりで(唯一「国語」だけ母語を使用することが許されるらしい…)、

 

やっぱり国民全体の英語力を高めようと思ったら、フィリピン式に、日本語を教育現場から追放して、小1から大学卒業まで、全ての授業を全国民に「英語」で行うくらいの徹底ぶりがないとああはならないでしょうし、日本でそれをやろうと思ったら猛反発を各方面から食らうだろうから、無理でしょうし。

 

フィリピン政府はその点、日本よりよほど覚悟ができているというか、直感的に思うのですけど、インターネット時代ですし、このくらいドラスティックな教育政策をとるフィリピンは日本より上じゃないかと。

 

そういうわけで本書を手にとって、スカイプ英会話で効率よく英語を習得するコツについて考えてみました。楽しい漫画がたくさん入っているのでkindle版だとダウンロードは多少重たいですが、本はとても読みやすいです。

やっぱり「教材」でしょうね、英会話がある程度できるようになったら、どんどん講師と二人で難しい英文をスキットにしてレッスンを行う習慣をつけないと、いつまで経っても上達しないという本書の主張には賛成です。

 

そして自分で1か月やってみて、「これは…本当に英語が好きな人じゃないと、“続かない”だろうな」と感じました。30分間、日本語を一切使わないで、英語だけで意思疎通するってかなり大変。フィリピンの英語講師ってほとんどネイティブスピードでネイティブレベルの語彙で話す人も多く、よほど聴解力に自信がないと、相手の言ってることが分からないがゆえに会話が会話にならない気もしますし、英語そのものが本当に好きな人じゃないと、いくらリーズナブルで効果のあるレッスンだといっても、いや効果があるからこそ、結構マンツーマンは「しんどい」。