反骨と異端

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『孤狼の血』脚本インタビュー「主人公が悪に染まる迷いや変化を描いた」

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「迷いの部分とも通じるんですけど、頑張ってまっとうな警察官になろうとしていた日岡が、大上みたいな破天荒な刑事と出会って、どういう風に変わっていくのか? というところはちゃんと描きました」と力を込めて語る池上は、観客を考慮した結果、白石監督と2時間以内の映画にすることを決めていたそう。原作で矢継ぎ早に起こる抗争の模様などは省略したというが、「成長なのか堕落なのかわからないですけど(笑)、日岡の人間らしい生き様に焦点を当てられると良いなというイメージでした」という言葉からは、人物描写にしっかりと意識を注いでいることが感じられた。

 

 影響されることを避けるために、『仁義なき戦い』などの東映の名作は見返さなかったといい、「原作の一番のミステリーが、なかなか映像化しにくいものだったので、そこは映画なりの謎解きを入れればいいかなと。とにかく、原作が描こうとしている大上と日岡の関係だけは外さずに書いていけば大丈夫かなと思いました」とも明かす。果たして、ヤクザが繰り広げる抗争を通じて、大上と日岡の関係はどんな結末を迎えることになるのだろうか? 今から公開が待ち遠しい。