反骨と異端

アウトローは文化だ

映画『万引き家族』の致命的な欠陥

 

 映画『万引き家族』の致命的な欠陥…それはリアリティの無さだ。

あの監督はいまだに「清貧」をどこかで信じているような気がするのだが、貧困は密接に暴力と結びついている。

漫画『闇金 ウシジマくん』がヤンキーの漫画であるのは、リアリティを出すのには必須の設定だったが、『万引き家族』にはそれがない。

「貧困を描きながらも見事なまでにヤンキー臭がなかった」というのは、要するに貧困がわかっていないという意味である。