反骨と異端

アウトローは文化だ

『闇金ウシジマくん』(43)

闇金ウシジマくん 43 (43) (ビッグコミックス)

 

や~、怖かった。ということは面白かった。

金融漫画というより、完全にヤクザものになってしまってる感。状況がここまでひっ迫しているのに、ウシジマが「半グレ」にこだわり、組に入れという誘いを断り続ける理由が分からない。主人公が主人公なので、最後は酷い目にあわされて殺されるという筋でも主人公の過去を思うとそれも仕方ないのだが、ウシジマくんは読者が想像していたよりは粘るみたいである。

マサルのときもそうだけど、ウシジマは身内の裏切りにはえらい寛容だな。戌亥くんはあっさりと情報を滑皮に渡したことを認めたが、別に問題視もしていないし。腹心の「社長愛」もさく裂していて、ファンには面白い巻ではないかと。