反骨と異端

アウトローは文化だ

なぜ日本に移民を入れてはいけないのか?

移民受け入れによる外国人の急増は、不可逆的な現象です。理由の第一は、永住権を得た移民はいつか母国に帰るどころか、逆に家族や親戚を呼ぶからです。送還も人道上できません。第二は、アメリカでもヨーロッパでも、移民は受け入れ先の国民より出生率が高いからです。仮に一組の夫婦から三人の子供多誕生するとして、移住先との混血も含めた移民の増加率を計算すると、100年で約10倍になります。日本に100万人の外国人が入ったとすれば、100年後には1000万人にふえ、さらにその100年後、すなわち今から200年後には移民1億人となる。算数の問題です。第三は、制動が効かないことです。移民受け入れに反対するや、「差別主義者」という致命的烙印を押さえるため、反対論がほとんど出てこないのです。

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実際に移民を受け入れた西欧各国はいま、絶望の淵にあります。

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聞けば現在のストックホルムには移民が溢れて治安も乱れ、私が訪れた当時の美しい街の面影はどこにも残っていないのです。

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移民は国柄を変えてしまう。

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これが経済政策であれば失敗してもいつか再び挽回ができます。また、愚かな政府が外交を誤り、国益を損ねたところで、いつかやり直せます。しかし移民政策だけは別です。国の文化や国柄、美風を徹底的に壊し、世代を重ねることで二度と再生できないようにしてしまう。

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しかし外敵に対する守りにどれほど長けたとしても、移民受け入れに踏み切ってしまえば、国が内から崩壊します。

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しかし移民が数千万となったら、天皇制をはじめ日本を日本たらしめている情緒、形、道徳など国柄が溶解してしまいます。安倍政権は保守どころではなく革新、いや革命政権しかできないことを始めたのです。引用:『本屋を守れ 読書とは国力』(藤原正彦/PHP新書)